スコア改ざん斎藤拳太選手

日本ゴルフツアー機構はスコアを改ざんした斉藤拳汰選手(20)を10年間のツアー出場停止を発表した。同機構によると、斉藤選手は10月13日に埼玉県熊谷市であった下部ツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」の最終ラウンドで、スコアを記録する同伴競技者が記入した自分のスコアを消しゴムで消し、6打で回った1番ホールを5打と書き直すなど2カ所を改ざんし、計2打を過少申告した。懲戒・処分委員会では除名も検討したが、20歳の若者であり反省が期待できるとの理由で出場停止処分を決めた。過去には、中西正樹が日本オープン出場をかけた最終予選でのスコア改ざんが発覚し5年間のツアー出場停止と制裁金が課されている。又、女子では、滝波愛がツアー出場権をかけたセカンドQTでスコアを改ざんしたとして資格停止10年という重い処分を受けている。