小平と李の友情のように

自国開催の五輪で3連覇を狙った李相花は小平に敗れて涙した。高め合ったライバルに肩を抱かれると「感情的になった」。怪我に苦しんだ日々を乗り越えた世界記録保持者。平昌の地で何とか力を示し、安堵感もみせた。100メートルはトップタイムの10秒20で通過。スタートダッシュはさすがだったが、最終カーブでバランスを崩し、小平に0秒39及ばなかった。それでも「やっと自分の滑りを取り戻せて2番になれた。いい思い出になる」。リンクでも会見でも、最後まで勝者の小平を讃えた。
韓国メディアは感動の場面を、朝鮮日報は「リンクも溶けた友情。これぞ五輪」と見出しを立て、10年間競い合う中で心を通わせ互いをたたえ合う姿が「美しかった」と記した。ハンギョレ新聞は「李相花を追い越したのは、小平がそれだけ血のにじむ努力をした証拠」と称賛した。