積水が地面師に騙された

積水ハウスは、売上高約2兆円を誇る大手住宅企業だ。その大企業が、“地面師”と呼ばれる詐欺グループに55億円を騙し取られた。そして、事件をきっかけに当時の会長と社長が責任をなすりつけ合い、1月に開いた取締役会で互いの「解職動議」が出て、最終的に会長が辞任する事態が勃発した。積水ハウスは3月6日、「分譲マンション用地の取引事故に関する経緯概要等のご報告」「当社取締役会の議事に関する報道について」という題名のついた二つの資料を公表した。前者は詐欺事件、後者はトップの内紛に関するものだ。前者の「報告」資料は地面師詐欺の概要を説明している。事件は、積水ハウスの東京マンション事業部が2017年3月、東京都品川区西五反田にある約2000平方メートルの不動産(廃業した旅館の土地・建物)の売買情報を入手し、マンション用地として購入に動いたことが発端だ。

NY株式市場大幅下落

11日の東京株式市場前場寄り付きは日経平均株価は急落でスタート。下げ幅は一時1000円を超え、22.400円台に下落した。取引時間中では9月13日以来の安値。米国の長期金利の上昇傾向や米中貿易摩擦の激化への懸念から10日の米ダウ工業株30種平均が800ドル以上急落し、投資家心理が冷え込んだ。海外ヘッジファンドなどによるリスク回避の売りが先行、ハイテク株を中心に東証1部の9割以上が下落する全面安の展開となった。
10日は欧州株も下落したほか、11日は韓国株が下げて始まるなど世界同時株安の様相を強めている。外国為替市場で円相場が上昇しているのも不安材料だ。 前日に2019年2月期の連結純利益予想を下方修正した安川電が安い。ファナックや東エレク、TDKが売られている。一方、ユニファミマ傘下のスーパー、ユニーの完全子会社化を発表したドンキHDが高い。ABCマートも上昇している。

名門日大水泳部の不祥事

日大の不祥事が止まらない。5月のアメフト部・悪質タックル事件、8月のチアリーディング・パワハラ被害に続き、今度は水泳部の暴力事件が発覚した。諸問題は今年に入って一気に噴出した。実は日大では2年前に学生の命にかかわる大事件が起きていた。しかもその事件は未解決のままだ!
2年前の夏、当時1年生だったAくんは、東京都目黒区にある日大水泳部の部室内で自ら命を絶ったという。2013年には、ボート部の3年生男子部員が合宿所で首つり自殺をしている。日大ボート部は全国大会で何度も優勝した強豪であり、死亡した部員は副主将を務めていた。
「部員は基本的に寮生活だが正月や春休みは実家に帰省して寮が空になる。その時期に部員の水着が盗まれる事件が何度も起きて、犯人はいまだに見つかっていない。何度目かの盗難後、寮内には監視カメラが設置された。