大納会終値を7年ぶり下回る

大納会の日経平均は、前年比2750円下落して取引を終えた。

日経平均株価が前年末終値を下回るのは7年ぶりで、第2次安倍政権以降では初めて。リーマン・ショックがあった2008年以来の下落幅となった。

辛うじて2万円台を維持したものの、米国と中国の対立激化に世界中の投資家が動揺し、経済の先行きに再び暗い影がさした1年だった。

新年最初の取り引きは日経平均が700円以上の上昇となり、さい先のよいスタートを切って、市場関係者からは、年末までには2万6、7000円を目指せるといった強気の発言があった。実際、10月には2万4000円台と約27年ぶりの高値をつけた。

約27年ぶりの高値をつけた10月以降は、市場の状況がはっきりと反転。10月は月間の値下がり幅が2200円近くと、2008年のリーマンショック以来の記録的な下落に見舞われた。更に、12月25日には1日で1000円超の下落。市場関係者からは、“クリスマスショック”という言葉も聞かれました。

東名あおり運転公判第6回

検察側は懲役23年を求刑・判決は14日

神奈川県内の東名高速であおり運転により停車させられた車がトラックに追突されて夫婦が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた石橋和歩被告(26)福岡県中間市の裁判員裁判の第6回公判が10日、横浜地裁深沢茂之裁判長で開かれ、被害者の遺族が意見陳述し厳罰を求めた。

事故で死亡した静岡市清水区の萩山嘉久さん(45)と妻友香さん(39)の2人。この日の公判で、嘉久さんの母文子さんは「悲しみは一言で表せない。家族が味わった苦しみの何倍もの苦しみを味わってほしい」と陳述。友香さんの父は被告に反省の色が見えないとして「夫婦は娘の成長を楽しみにしていたので、無念だったと思う。2人の命に見合うだけの刑罰を求めたい」と述べた。

長女(17)の意見陳述も代読された。その中で長女は「一番の被害者は父母なので、許していいのかわからない。それを考えると厳罰にしてほしい」としている。

検察側によると、昨年6月5日夜、夫婦と長女(17)次女(13)の4人が乗る車が神奈川県中井町の東名下り線中井PAを出る際、被告の車が車道に停車していたため、後部席から嘉久さんが注意すると、被告は、友香さんが運転する車の前に割り込んでは減速する妨害運転を繰り返し、PAから約1・5キロ先の同県大井町の高速道路上に一家の車を停車させたとされる。そこに後続のトラックが衝突して夫婦が死亡、娘2人もけがをした。

華為技術幹部逮捕で続落

東京株式市場の日経平均は前日比404円安の2万1514円となり大幅続落した。中国の通信機器大手の「華為技術」幹部が逮捕されたことが投資家心理を冷やし、一時2万1500円を下回った。

中国株の反応に警戒感が広がる中、いったんは下げ渋る動きもみせたが、前引けにかけて再び軟化する展開だった。騰落率は日経平均が前日比1.84%安となっている。

東証33業種全てが下落。電気機器、医薬品、精密機器が下落率上位に入った。東証1部の前場の売買代金は1兆1024億円だった。

華為技術幹部の逮捕を受け、半導体や電子部品株への売り圧力が強まった。投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティー指数は22ポイント台に上昇。11月21日以来、2週ぶりの高水準を付けた。東証1部の騰落数は、値上がり235銘柄に対し、値下がりが1815銘柄、変わらずが69銘柄。