「仮想通貨」 ロンブー淳も

5000万近く戻ってこない投資家もいるという

投資家11人が仮想通貨事業などを掲げる「ジュピタープロジェクト」を相手取り、計約1億円の損害賠償を求めて提訴した。“3カ月で1・5倍から2倍”の架空の高利回りかつ元本保証を謳った案件には、あの芸能人との関わりも……。

“サイバーセキュリティ関連事業への投資”を名目に、ジュピターは資金を集めていた。訴訟代理人の加藤博太郎弁護士は、「フタを開けてみれば企画書すらなく、まったく実体のともなわない事業だった」という。

期限がきても、投資者には利息はおろか元本すら戻らず、投資家タレントとして知られる,ロンブーの田村淳(45)も100万円を投資していた。ロンブー淳もキナ臭い投資話に引っかけられたと思いきや、150万円が支払われジュピターが謳う1・5倍の上がりとなったそうだ。

「芸能人ということもあり、担当者がなんとか工面したようです」関係者。今回の集団訴訟騒動を引き起こした大本と目されるのが、ジュピター内外で会長と呼ばれる実質的なオーナー、城浩史(たちひろし)氏である。