トランプ氏出生地主義を廃止

トランプ大統領は、米国で生まれれば外国人の子どもにも国籍が与えられる今の仕組みを、大統領令によって廃止する考えを示した。不法移民などを念頭に置いた対策とみられるが、米国の憲法で規定されているいわゆる「出生地主義」の否定にもつながる考え議論を呼びそうだ。

トランプ大統領は、米国のニュースサイト「アクシオス」のインタビューで、「外国からやって来て子供を産めば、子供に国籍が与えられるなど、馬鹿げている。終わらせる必要がある」と述べ、米国で生まれれば外国人の子供にも米国国籍が与えられる今の制度に疑問を呈し、大統領令によってこれを廃止する考えを示した。 その上でトランプ大統領は、実施に向けて手続きを進めていると明らかにした。

米国憲法では「合衆国内で生まれた者は合衆国の市民である」と規定されているが、トランプ大統領は「憲法改正の必要はない」との考えを示し、アクシオスは、対象となるのは外国人と不法移民だとしている。一般にAmendments(修正条項)と呼ばれる。

アメリカ合衆国憲法本文第5章にもとづき、合衆国議会が 発議し諸州の立法部が承認した、合衆国憲法に追加され またはこれを修正する条項──。

一般にAmendments(修正条項)と呼ばれる。第1 条~10 条はBill of Rights と呼ばれ、「権利章典」と訳される が、イギリスの1689 年の「権利章典」と区別するため「人権(保障)規定」と訳されることもある。

https://americancenterjapan.com/aboutusa/laws/2569/

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