ノーベル化学賞に吉野彰さん

旭化成 名誉フェロー・吉野彰さんは、携帯電話やスマホ、ノートパソコンなどに使われるリチウムイオン2次電池の発明者の1人で、航空機やハイブリッド車にも使われており、発明は、まさしくわたしたちの生活に変革をもたらした。

自らが手がけたリチウムイオン電池については、長らく売れない時期が続いたという。

真綿で首を絞められるような苦しみじゃないでしょうか、それが売れ出したのが1995年、Windows95の年です。わたし自身が幸せだと思っているのは、リチウムイオン電池はIT革命という、とんでもない大きな変革とともに生まれ育ってきたので ─

これまで吉野さんは、2014年には、「工学分野のノーベル賞」といわれる「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」を受賞。2019年6月には、「欧州発明家賞」を受賞した。京都大学工学部出身。

「自分は息子のような位置付け」と吉野さんが言う、共同受賞者のアメリカ・テキサス大学のグッドイナフ教授は、「(吉野先生が、あなたの息子のような位置付けと言っていた)彼には感謝しています」、「僕も、日本には何度も行っているんだ。素晴らしい国だね」などと語った。

ノーベル化学賞に吉野彰さん」への1件のフィードバック

  1. 旭化成 名誉フェロー・吉野彰さん

    「自分は息子のような位置付け」と吉野さんが言う、共同受賞者のアメリカ・テキサス大学のグッドイナフ教授は、「(吉野先生が、あなたの息子のような位置付けと言っていた)彼には感謝しています」、「僕も、日本には何度も行っているんだ。素晴らしい国だね」などと語った。

    その受賞の報告を受けた妻・久美子さんは、「うそでしょと。やっとこの日が来たかと、正直思いました」と語った。

コメントを残す