小平と李の友情のように

自国開催の五輪で3連覇を狙った李相花は小平に敗れて涙した。高め合ったライバルに肩を抱かれると「感情的になった」。怪我に苦しんだ日々を乗り越えた世界記録保持者。平昌の地で何とか力を示し、安堵感もみせた。100メートルはトップタイムの10秒20で通過。スタートダッシュはさすがだったが、最終カーブでバランスを崩し、小平に0秒39及ばなかった。それでも「やっと自分の滑りを取り戻せて2番になれた。いい思い出になる」。リンクでも会見でも、最後まで勝者の小平を讃えた。
韓国メディアは感動の場面を、朝鮮日報は「リンクも溶けた友情。これぞ五輪」と見出しを立て、10年間競い合う中で心を通わせ互いをたたえ合う姿が「美しかった」と記した。ハンギョレ新聞は「李相花を追い越したのは、小平がそれだけ血のにじむ努力をした証拠」と称賛した。

小平と李の友情のように」への2件のフィードバック

  1. 世界記録保持者で「氷速の女帝」と呼ばれる李相花は、昨年6月に韓国で行われた世論調査で「最も期待する選手」の1位だった。膝やふくらはぎの痛みに悩まされたが、会場で名前が読み上げられるだけで、どよめきが起こる人気が、李相花を支えた。
    28歳の李相花は「平昌でなければ、五輪前に引退していた」と語っていた。頂点の座を譲ったとはいえ、さらに4年努力した末の3大会連続メダルは実に見事だった!

  2. 対決から一夜明けた19日付の韓国主要紙は「氷速女帝」と呼ばれ人気が高い李選手の五輪3連覇が小平選手に阻まれたニュースを大きく報道。競技後の両選手のツーショット写真も「『ライバル』日本の小平と抱擁」と取り上げた。

    朝鮮日報は、2人が長年の友人関係にあるものの、最近は李選手が小平選手に勝てない時期が続き、気まずい仲になっていたと指摘。それでも試合が終わると「尊敬している」「あなたが誇らしい」と互いに声を掛け合ったと掲載した。

    中央日報には「名勝負だった」「スポーツマンシップの美しさが感動的だった。政治もああであったら、どれだけ良いだろう」などと好意的なコメントが相次いだ。

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