
フィリピンのドゥテルテ大統領は、重罪犯罪に加担した疑惑で捜査を受けている国家警察の警官102人を大統領府に呼び付け、「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」と威嚇した。
国家警察と国軍の共同記者会見で述べた。地元のCNN系列局「CNNフィリピン」によると、「お前たちがやっているように、人間を殺すのは簡単。後をつけて背中に撃ち、静かに立ち去る」と語った。また、102人は「役立たずで社会への脅威」とも切り捨てた。
さらに、汚れた警官の処罰では「正当な手続き」の主張や人権上の配慮は無視させるとも主張。「このばか者どもが死んだとしても、人権や正当な手続きを叫びながら我々のもとに来ないでくれと警告しておく」とも述べた。
フィリピンの警察と自警団は、国内でここ数カ月のあいだに2000人以上を射殺した。新大統領の容赦ない麻薬撲滅戦争は日に日にエスカレートして、麻薬の売人や使用の疑いをかけられた人が殺害され、血まみれの遺体は路上に放置され、街を恐怖のどん底に陥れている。
President Duterte called 202 presidents of vicious police who participated in the crimes to the presidential office, and threatened to kill them if they continued the criminal acts.
According to the local CNN affiliate “CNN Philippines”, “As you are doing, it’s easy to kill humans! Shoot back on your back and leave silently.” In addition, 202 people abandoned “threat to society without help”.
He also argued that the punishment of dirty police officers would ignore “legitimate procedures” and human rights considerations. “If this idiot dies, warn me not to come to us, shouting human rights and legitimate procedures.”
フィリピンの警察と自警団はフィリピン国内でここ数カ月のあいだに2000人以上を射殺した。Duterte大統領の容赦ない麻薬撲滅戦争は日に日にエスカレートしている。麻薬の売人や使用の疑いをかけられた人が殺害され、血まみれの遺体は路上に放置され、街を恐怖のどん底に陥れている。
射殺事件が急増したのは、Duterte大統領が過激な手法で国内の麻薬取引を撲滅するという選挙公約を実行に移したためだ。その公約を掲げDuterte氏は5月の大統領選挙で圧勝した。
2010年以降、犯罪件数が2倍以上になったと報告されているフィリピンでは、多くの有権者がDuterte氏独特の安易なポピュリズム、そして厳しい制裁で国内の社会的、政治的問題が手っ取り早く解決すると評価した。
しかし複数の人権団体は数年前からDuterte氏が前職のダバオ市長時代に自警団「デス・スクワッド」を支持していたとして彼を非難し、極めてひどい人権無視に反対している。
Duterte氏が選挙での公約を実行に移し、暴力的な取り締まりが始まるという批評家の懸念は正しかったようだ。自警団と警察は、基本的に司法手続きを経ずに人を殺害することが認められている。
批判が高まっているにもかかわらず、Duterte氏は繰り返し殺害を推奨している。大統領に就任する直前の6月、彼は一般市民にまで、もし手段があるなら麻薬取引に関わった人物を処刑するよう働きかけた。
「私たち、警察を遠慮なく呼んでほしい。もし銃を持っているなら自分の手で撃ってもかまわない。私が支持する」とDuterte氏は6月の集会で語った。また、殺害すれば勲章を授けると付け加えた。
囚人で溢れかえる刑務所
超法規的殺人の急増に加え、麻薬取締の恐怖からこれまで数千人が自首している。フィリピン当局によると、60万人もが自首してきたが、大多数はまだ収監されていないという。
それでも逮捕者は増え、Duterte大統領の政策によってすでに満員のフィリピンの刑務所がさらに囚人で溢れかえることになる。マニラにあるケソン市刑務所には、施設の床に所狭しと並ぶ囚人たちがいる。この施設は800人収容できるよう設計されているが、現在3800人が収監されている。囚人たちは順番に地面で眠る。