「SBI」北尾吉孝社長は新生銀行を猛烈批判した
インターネット金融大手「SBIホールディングス」の北尾吉孝社長は28日、同社が株式の公開買い付けを実施している新生銀行の経営について「(注入を受けた公的資金約3500億円の)金を返さないのはありえない。泥棒と一緒」と厳しく批判した。
貸したお金を返さないのは詐欺(刑法第241条1項)
TOB開始後、北尾氏が直接、新生銀について言及するのは初めて。新生銀は同日、買収防衛策の発動を諮る議案を盛り込んだ臨時株主総会の招集通知を公表するなど対抗姿勢を強めており、TOBをめぐる両社のあつれきは一層激しくなりそうだ。