オフシャンニコワさんは動画の公開後拘束
ロシア国営テレビの生放送中、マリーナ・オフシャンニコワさんは、「プーチン大統領は人殺し」などと書いたプラカードを掲げ、今月9日までのおよそ2ヶ月間自宅軟禁を命じられていた。
しかし、期限が残り少なくなった1日に脱出、10代の娘とともに家を出て以降、行方が分からなくなっている。非常に挑戦的な言動を繰り返すなか、今度は指名手配中に動画を公開した。
「ウクライナの人々の大量虐殺とロシア人男性の大量殺戮で裁判に掛けられるべきなのは私ではなくプーチン大統領です」
マリーナ・オフシャンニコワさんは、「連邦刑務所サービスの皆さん、このような電子タグをプーチン大統領に付けて下さい」
電子タグは彼女を管理するためのものでしょうか。もし捕まって有罪となれば、最長で10年の懲役刑の可能性があります。
プーチンのために死にたくな~い!
9月21日、ウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ侵攻をめぐり兵力を増強することを目的とした「部分的動員」を発表した。これに対し国内各地で抗議が起こり、ロシアの人権団体「OVD-Info」によればわずか1日で1,300人以上が逮捕された。
国外に脱出することもできない。恐ロシア!
ロシア軍に対する非難は御法度!
ロシアでは3月以降、戦争に関する「虚偽報道」や「ロシア軍の信用を傷つける」情報を流布することも犯罪行為とみなされている。